書類選考すら通らなかった時期の話

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書類選考すら通らなかった時期の話

書類選考で落ちた理由とは?私が経験した転職活動の最初の壁

転職活動を始めたばかりのころ、正直なところ、書類選考すら通らない日々が続きました。何度も何度も送った履歴書や職務経歴書が「不合格」となり、心が折れそうでした。最初は自信満々で「こんなに頑張っているのだから、すぐに受かるはず!」と思っていたのですが、現実はそんなに甘くありませんでした。

でも、落ち続ける中で、あることに気づきました。それは、書類選考の段階で自分が何を見落としていたのかということです。そして、その気づきから、自分の書類やアプローチ方法を変えていくことになりました。この経験は、今ではとても貴重なものだと思っています。これからその過程をお話ししますので、少しでも参考にしてもらえたら嬉しいです。

書類選考で落ちた理由を振り返る

まずは、私が書類選考で落ち続けた理由をしっかり振り返ることから始めました。それによって、次の転職活動に活かすべきポイントを見つけることができたのです。

応募書類の内容が不足していた

一番最初に気づいたのは、応募書類の内容がかなり薄っぺらかったということです。求人票に書かれている要件をそのまま履歴書に書いていたり、面接で話す内容をそのまま転記していたりしていたんですね。それだけでは面接官に自分を印象付けることはできません。求められているスキルや経験をより深く掘り下げてアピールし、どんな実績を上げてきたのかを具体的に示さなければならないと感じました。

例えば、「チームで働く経験がある」と書くのではなく、「どのようにチーム内でリーダーシップを取ったのか」「どんな成果を出したのか」までしっかりと具体的に書き直すことで、面接官に響くようになったのです。

職歴やスキルのアピール不足

また、職歴やスキルをアピールしきれていなかったのも大きな要因でした。自分では十分に経験を積んでいると思っていたのですが、振り返ってみると、それをどれだけ伝えられているかが重要だと気づきました。単に「この仕事をしていました」と書くのではなく、その経験がどのように次の仕事に活かせるのか、どんなスキルを身につけたのかをアピールすることが大切です。

これを意識して履歴書や職務経歴書を書き直すことで、応募先企業に自分の強みをしっかり伝えることができました。

転職活動を続ける中で気づいたこと

書類選考で落ち続けるうちに、転職活動を続ける中で大事なことに気づきました。それは、「ポジティブな気持ちを保ち続けること」「フィードバックを受け入れること」の2つです。最初は心が折れそうになりましたが、少しでも前向きな気持ちを持ち続けることで、次の挑戦へと繋げることができました。

ポジティブなマインドセットを保つ重要性

書類選考に落ちるたびに、何度も「自分には無理なんじゃないか」と思いました。しかし、ふと気づいたのは、落ち込んでいる時間がもったいないということです。次のチャンスに向けて準備をしていることに意味があるのだと気づきました。ポジティブなマインドセットを保つことで、次の挑戦にエネルギーを注げるようになったのです。これは、私の転職活動において一番大きな学びだったかもしれません。転職活動は長期戦なので、気持ちを保つことが本当に大切だと感じました。

フィードバックをもらうことの重要性

面接後には必ずフィードバックをもらうようにしました。最初は面接官に直接フィードバックをお願いするのが怖かったのですが、何度も失敗を繰り返す中で、勇気を出して聞くようになりました。その結果、次の面接での改善点や自分のアピール方法のヒントを得ることができ、どんどん成長を感じることができました。

面接官が「こうした方がいい」と教えてくれることは、実はとても貴重な情報です。自分の弱点や改善点を知り、それを次に活かすことができるので、ぜひ積極的にフィードバックを求めることをお勧めします。

書類選考通過のために実践した対策

書類選考を突破するために、私はいくつかの対策を実践しました。これらは、単に書類を提出するだけではなく、企業に自分をしっかりとアピールできる方法に変えていったのです。

履歴書と職務経歴書の見直し

最初に取り組んだのは、履歴書と職務経歴書を徹底的に見直すことでした。転職活動がうまくいかない理由がここにあったことに気づき、すぐに改善に取りかかりました。

企業ごとにカスタマイズする

私が最初にやったのは、履歴書や職務経歴書をそのまま使い回していたことに気づいたことです。これでは企業が求めているスキルや経験に自分を合わせることができません。そこで、応募する企業ごとに職務経歴書をカスタマイズしました。それによって、企業が求めている人材像にぴったり合った自分をアピールできるようになったのです。

例えば、営業職に応募する際には、過去に達成した営業目標や具体的な数字を強調し、IT系の職種に応募する際には、技術的なスキルやプロジェクト経験を詳しく記載しました。

キーワードを活用する

企業の求人情報に書かれているキーワードをしっかりと反映させることも重要です。求人票を読んで、企業が求めているスキルや要件を理解し、それを自分の履歴書に盛り込むことで、書類選考を通過する確率が格段に上がりました。

最初は「こんな細かい部分まで」と思っていたのですが、キーワードをうまく活用することで、企業に自分がぴったりの人材だと伝えることができました。

kurobuchi
この記事を書いた人
kurobuchi

いろんな仕事にクビを突っ込んだり、調査したりします。
お仕事の種類は世界中に数えきれないほど。
その中から今のあなたにあったお仕事が見つかればいいなぁ。

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